積丹半島袋澗現況調査 | p.2 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.16,45 |
固有の名称 | – |
経営者 | 種田富太郎 |
所在地 | 余市郡余市町字湯内 (現余市郡余市町豊浜町) |
築設年月 | 昭和2年 |
堤の構造 | 間知練積及場所詰混凝土 |
現在の利用 | 無利用 |
付近の漁港の拡大や沖の防波堤の建設の関係か、砂浜が発達し水域の多くが埋まりました。また堤は2008年と2015年を比べてみても倒壊が進んでいます。現存する石垣は積み方が入り乱れています。激浪ニヨリテ再三破壊セラリタリ
ということでその修築を繰り返したことが積み方に見て取れるわけですね。
積丹半島袋澗現況調査 | p.2 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.16-17,46 |
固有の名称 | – |
経営者 | 渡辺宗作 |
所在地 | 古平郡古平町群来村海産干場3 (現古平郡古平町大字群来町) |
築設年月 | 大正12年 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 船揚場 |
ニシンの大群で押し寄せる「群来」が地名に残る土地にある袋澗です。『積丹半島の「袋㵎」』から『積丹半島袋澗現況調査』までの間に堤がコンクリート化されましたが、護岸に接した部分に石垣がまだ残っていました。形こそ判然としませんが船揚場として使われているため切澗も深く残っています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.2 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.17,47 |
固有の名称 | – |
経営者 | 熊木ハナ |
所在地 | 美国郡美国町大字厚苫村 (現積丹郡積丹町大字美国町) |
築設年月 | 大正8年 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 船揚場 |
改修することなく石垣の堤が現存しています。堤の先端ほど破壊が進んでいます。
積丹半島袋澗現況調査 | p.3 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.17,48 |
固有の名称 | – |
経営者 | 渡辺宗作 |
所在地 | 積丹郡幌武意村19 (現積丹郡積丹町大字幌武意町) |
築設年月 | 大正□年 |
堤の構造 | 間知石練積 |
現在 | 地山 |
現在の利用 | 無利用 |
完全に破壊され全く痕跡なし。
積丹半島袋澗現況調査 | p.3 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.49 |
固有の名称 | – |
経営者 | 渡辺宗作 |
所在地 | 積丹郡幌武意村19 (現積丹郡積丹町大字幌武意町) |
築設年月 | 大正3年 |
堤の構造 | 岩盤上ニ間知練積トス |
現在の利用 | 無利用 |
堤は完全に破壊されましたが、切澗のおかげでここが袋澗だとはっきりと分かります。周囲の岩には規則的に柱の跡が開いています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.3 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.50 |
固有の名称 | – |
経営者 | 佐藤卯吉 |
所在地 | 積丹郡入舸村字日司 (現積丹郡積丹町大字日司町) |
築設年月 | 明治30年頃 |
堤の構造 | 間知及粗石練積 |
現在の利用 | 日司漁港 |
現在完全に埋め立てられて日司漁港に組み込まれました。全く同じ位置が分からないので大体の位置と思ってください。
積丹半島袋澗現況調査 | p.4 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.29,51 |
固有の名称 | – |
経営者 | 斉藤繁次郎 |
所在地 | 積丹郡入舸村字日司36 (現積丹郡積丹町大字日司町) |
築設年月 | 昭和2年10月頃 |
堤の構造 | 粗石練積 |
現在の利用 | 無利用 |
堤は『積丹半島の「袋㵎」』の時点でコンクリート化されていますが、所々に野面石の箇所が見て取れます。
積丹半島袋澗現況調査 | p.4 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.17,52 |
固有の名称 | – |
経営者 | 種田幸佐吉 |
所在地 | 積丹郡西河村字ツクシ (現積丹郡積丹町大字西河町) |
築設年月 | 明治40年頃 |
堤の構造 | 粗石練積 |
現在の利用 | 無利用 |
海側にあった一文字の堤は消滅。しかし切澗はご覧の通りよく残っています。この日は波が高かったのですが澗では堤が無くとも平穏を保ち風も入りません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.4 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.53 |
固有の名称 | – |
経営者 | 中川豊作 |
所在地 | 積丹郡余別村余別字2 (現積丹郡積丹町大字来岸町) |
築設年月 | 不詳 |
堤の構造 | 方塊ニテ防波堤ヲ設ク |
現在の利用 | 無利用 |
袋澗ではなく船揚場。『積丹半島の「袋㵎」』でわずかに残っていた堤は完全に砕かれ、コンクリート片が数個転がっています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.5 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.54 |
固有の名称 | – |
経営者 | 能代谷忠吉 |
所在地 | 積丹郡余別村字神崎村79 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 明治40年頃 |
堤の構造 | 間知石練積 |
現在の利用 | 無利用 |
付近に船揚場が作られ沖に消波ブロックが盛られました。袋澗の場所は浚渫を受けたらしく袋澗は破壊され水路になっています。『積丹半島の「袋㵎」』時点でわずかだった痕跡は『積丹半島袋澗現況調査』で完全消滅。周辺に間知石やコンクリート片が散らばっています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.5 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.55 |
固有の名称 | – |
経営者 | 藤沢勇蔵 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字柾泊 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 大正2年 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』時点ですでに消滅し、現在は砂浜が広がって袋澗疑定地は深く埋まっています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.5 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.56 |
固有の名称 | – |
経営者 | 田中保次郎 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字柾泊 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 明治40年頃 |
堤の構造 | 間知練積塊 |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』の調査時点でかなり石垣が原型を留めていませんでしたが、現在は完全に消滅。ただし澗の形ははっきりと面影が残っています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.6 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.29,57 |
固有の名称 | – |
経営者 | 能代谷又吉 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字柾泊24 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 不明 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 神岬漁港 |
現在神岬漁港として使われていて『積丹半島の「袋㵎」』から大きな変化は見られません。漁港内の突堤に丙の石垣が残っています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.6 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.17-18,58 |
固有の名称 | – |
経営者 | 服部俊治 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字柾泊25 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 大正10年 |
堤の構造 | 間知練積及場所詰 |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』の数年前に波浪で破壊。わずかにコンクリートと間知石があり袋澗跡と分かりますが、正確な位置や形が分からないほどに原形を留めません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.6 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.59 |
固有の名称 | – |
経営者 | 村田喜三郎 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字柾泊 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 明治40年頃 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 無利用 |
南北面の石垣が残っています。南面の石垣は『積丹半島の「袋㵎」』では全体的に水面上2段の間知石が見られますが、現在2段残っているのは一部に過ぎません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.7 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.39,60 |
固有の名称 | – |
経営者 | 水口榮三郎 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字尾根内28 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 大正12年 |
堤の構造 | 間知練積及石枠□ |
現在の利用 | 船揚場 |
『積丹半島の「袋㵎」』では南面の石垣が一部防波堤に再利用されていましたが、堤は改修されたようで形が変わってしまい石垣は現存しません。『積丹半嶋袋澗分布圖』の位置より約400m北北東にあります。
積丹半島袋澗現況調査 | p.7 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.61 |
固有の名称 | – |
経営者 | 横内 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神崎字沼前 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 大正12年 |
堤の構造 | 間知石練積下部ハ場所詰 |
現在の利用 | 無利用 |
比較的大規模な袋澗です。『積丹半嶋袋澗調査圖』の調査時点で既に堤防の破壊が始まっています。昭和初期から1999(平成11)年にかけて起こった沼前の地すべりによって完全に破壊されました。『積丹半島の「袋㵎」』でも原型を留めません。特に目印がなくピッタリの場所は特定できませんでした。
積丹半島袋澗現況調査 | p.7 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.62 |
固有の名称 | 水口の澗 |
経営者 | 水口榮五郎 |
所在地 | 積丹郡余別村大字神御崎字沼前33 (現積丹郡積丹町大字神岬町) |
築設年月 | 大正4年 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 船揚場 |
幅も高さもそこそこある堤がことごとく破壊され、甲・ロのそれぞれ一部のみが現存しています。『積丹半嶋袋澗分布圖』の位置より約400m北東にあります。
積丹半島袋澗現況調査 | p.8 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.18,63 |
固有の名称 | ジュウの澗 |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』に見える北面の石垣が崩れながらも一部現存。石垣以外の部分も岩を方形に穿って作ってあるので袋澗とわかります。しかしこの袋澗の底は海水面より高い位置あります。また『積丹半島の「袋㵎」』の写真で分かるとおり四方に海水の取り入れ口がありません。つまり海から完全に切り離されたプールとなっています。通常の袋澗とは明らかに違いどのように使っていたのか気になります。
積丹半島袋澗現況調査 | p.8 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.18,64 |
固有の名称 | ツブカイの澗 |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
石垣はなく岩をハコ型に穿って作ってあります。『積丹半島の「袋㵎」』から変わったところはありません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.8 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.18,64 |
固有の名称 | 田中の澗 |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
石垣は無く穿っただけの袋澗です。『積丹半島の「袋㵎」』から変わったところはありません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.9 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.64 |
固有の名称 | – |
経営者 | 梅澤榮太郎 |
所在地 | 古宇郡珊内村字西河原 (現古宇郡神恵内村大字珊内村) |
築設年月 | 工事中 |
堤の構造 | 間知石練積 |
現在の利用 | 無利用 |
全く痕跡はありません。『積丹半島の「袋㵎」』・『積丹半島袋澗現況調査』・『積丹半嶋袋澗分布圖』の位置はトンボロの南西岸なのですが、『積丹半嶋袋澗調査圖』の平面図はそうはなっていません。『積丹半嶋袋澗調査圖』に多々ある方角記号のミスを考慮しても位置が異なります。図面がこんな大胆にミスることってあるんでしょうか。
積丹半島袋澗現況調査 | p.9 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.19,66 |
固有の名称 | – |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
約4,000m2の小島「沖の島」にある袋澗です。島であることを利用して港口を陸側に向け波浪への耐性は強そうです。堤は石垣ではなくコンクリート製です。
積丹半島袋澗現況調査 | – |
積丹半島の「袋㵎」 | p.67 |
固有の名称 | – |
経営者 | 本間忠次郎 |
所在地 | 古宇郡珊内村字オブカル石 (現古宇郡神恵内村大字珊内村) |
築設年月 | 不詳 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 国道229号 |
国道229号と消波ブロックに埋没しています。『積丹半嶋袋澗調査圖』の図面では既に一部の堤が破損、『積丹半島の「袋㵎」』ではかなり破壊されています。
積丹半島袋澗現況調査 | – |
積丹半島の「袋㵎」 | p.68 |
固有の名称 | – |
経営者 | 石井利兵衛 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村オブカル石 |
築設年月 | 不明 |
堤の構造 | 間知石練積 |
現在の利用 | 国道229号 |
国道229号と消波ブロックに埋没しています。『積丹半嶋袋澗分布圖』の位置より約900m南にあります。『積丹半嶋袋澗調査圖』の図面では既に一部の堤が破損、『積丹半島の「袋㵎」』では完全に破壊されています。
積丹半島袋澗現況調査 | – |
積丹半島の「袋㵎」 | p.69 |
固有の名称 | – |
経営者 | 吉田源次郎 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字ノット |
築設年月 | 大正3年 |
堤の構造 | 間知石練積 |
現在の利用 | 国道229号 |
現在国道229号と消波ブロックに埋没しています。『積丹半島の「袋㵎」』以降道路が建設され埋没しました。『積丹半嶋袋澗分布圖』ではノット川河口右岸にありますが実際は左岸約300mにあります。『積丹半嶋袋澗分布圖』の図面では既に一部の堤が破損、『積丹半島の「袋㵎」』では完全に破壊されています。
積丹半島袋澗現況調査 | – |
積丹半島の「袋㵎」 | p.69(図面のみ) |
固有の名称 | – |
経営者 | 本間忠次郎 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村ノット |
築設年月 | 不明 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 国道229号 |
『積丹半島の「袋㵎」』では未調査。道路が建設され埋没したとみられます。『積丹半嶋袋澗分布圖』の位置より約400m南南西にあります。『積丹半嶋袋澗調査圖』の表では構造が間知練積ですが図には石枠とあります。また表外の備考に「此ノ石枠堤ハ春季及夏季ノミ据エ置クモノニシテ秋ヨリ冬ニカケテノ激浪ニ対シテハ不安ナレバ除去シ置クモノトス。」とあり、即席の堤だったことが分かります。『積丹半島の「袋㵎」』の時点で完全に破壊されていたことでしょう。
積丹半島袋澗現況調査 | p.9 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.70 |
固有の名称 | – |
経営者 | 浜中又吉 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字川白 |
築設年月 | 大正二□年 |
堤の構造 | 間知石練積及場所詰 |
現在の利用 | 無利用 |
船揚場が整備されていますが現在は使われてはいないようです。『積丹半島の「袋㵎」』より『積丹半島袋澗現況調査』、『積丹半島袋澗現況調査』より今回と、徐々に石垣の崩壊が進んでいます。しかし水深はまだ深く再び船揚場としても使えそうです。
積丹半島袋澗現況調査 | p.10 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.71 |
固有の名称 | – |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
現在 | |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』から『積丹半島袋澗現況調査』にかけて土砂が減っています。それ以降大きな変化はありません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.10 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.71 |
固有の名称 | – |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』の時すで崩壊していますが『積丹半島袋澗現況調査』では更に進行しています。今回遠目には完全に崩れ去ったように見えましたが近づいてみると石垣が根石だけ複数残っています。澗内は堆積物が少なくまだ深さがあります。
積丹半島袋澗現況調査 | p.10 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.72 |
固有の名称 | – |
経営者 | 今野千代蔵 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字川白 |
築設年月 | 不明 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 船揚場 |
石垣はいずれも現存しませんが今ある防波堤の一部は袋澗の石垣の位置にあるようです。南端は川白漁港の護岸コンクリートの下に埋没しています。切澗は良く残っています。『積丹半島袋澗現況調査』ではS24cの写真をS25として誤掲載しています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.11 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.29,73 |
固有の名称 | – |
経営者 | 澤口庄助 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字川白 |
築設年月 | 不明 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 川白漁港 |
現在川白漁港になり全く痕跡はありません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.11 |
積丹半島の「袋㵎」 | pp.27,74 |
固有の名称 | – |
経営者 | 今野千代蔵 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字川白 |
築設年月 | 不明 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 川白漁港 |
こちらも川白漁港に組み込まれて痕跡はありません。
積丹半島袋澗現況調査 | p.11 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.75 |
固有の名称 | – |
経営者 | 梅澤市太郎 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字オネナイ |
築設年月 | 大正元年前 |
堤の構造 | 間知石練積 |
現在の利用 | 船揚場 |
『積丹半嶋袋澗分布圖』ではノット川河口左岸にありますが実際は右岸にあります。道路と船揚場を結ぶ斜路は拡幅されています。『積丹半島の「袋㵎」』から『積丹半島袋澗現況調査』にかけてコンクリート製の防波堤が整備されました。これには袋澗の石垣が利用されてて表面に間知石が見えています。『積丹半島の「袋㵎」』に写る石垣は概ね現存し防波堤に再利用されています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.12 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.76 |
固有の名称 | – |
経営者 | 本間忠次郎 橋本定助 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字オネナイ |
築設年月 | 大正元年前 |
堤の構造 | 間知積 |
現在 | 間知石・布積・練積 |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半島の「袋㵎」』の写真では乙が一部残存していますが、『積丹半島袋澗現況調査』までにかなり破壊されました。甲は水面下のみ現存しています。
積丹半島袋澗現況調査 | p.12 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.77 |
固有の名称 | – |
経営者 | 中川喜一郎 |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村字ノーラン |
築設年月 | 大正元年 |
堤の構造 | 間知練積 |
現在の利用 | 無利用 |
『積丹半嶋袋澗分布圖』ではノナマイ岬(現在のノーラン岬)のすぐ北にありますが実際は約600m北北西、旧道旅6で行ったねこ岩付近にあります。
S30号b
積丹半島袋澗現況調査 | p.12 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.78 |
固有の名称 | – |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | – |
未訪問
積丹半島袋澗現況調査 | p.13 |
積丹半島の「袋㵎」 | p.78 |
固有の名称 | – |
経営者 | – |
所在地 | 古宇郡神恵内村大字珊内村 |
築設年月 | – |
堤の構造 | – |
現在の利用 | 無利用 |
堤は間知石数個しか見られずほぼ切澗だけの袋澗です。『積丹半島袋澗現況調査』ではS31の写真をS30cとして誤掲載しています。