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寸又峡・大井川吊橋めぐり3日目

2010-05-19追記
」とググって来られる方が非常に多いので、冒頭でお答えしときましょう。は静岡県北部、南アルプス山中の北緯35度14分33秒、東経138度4分11秒です。詳細地図

本日から本格的に吊り橋めぐり。今日は少なめだけどメインディッシュのが目標。
キャンプ地から少し下って朝日トンネル入り口付近にある営林所のゲートを目指します。位置はここら辺
かなりがっちりしたゲートだけど2人もいれば簡単にチャリも越えられます。出発前にキャンプ地で出会ったモンキー乗りのおじさんによると、年間何人か亡くなるから必死にガードしてるらしい。おじさん貴重な情報と朝飯の卵ありがと~。


ここからダートな林道。
20分弱でここに到着。川のほうに延びる破線の道は実際は地形図に表現できない小さなグネグネを繰り返して下ってます。その先にある橋の記号が「猿並橋」。今日最初の吊橋。


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3枚目の写真は上流方向の景色。左上に見える道は昨日夢の吊橋行くときに通った道。向こうからこっちも見えます。橋の先の道は寸又峡温泉につながる遊歩道です。


林道に戻って少し休憩してから先へ進みます。夏まっさかりということで、なかなかの暑さ。北海道とはレベルが違いますな。
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崖を通り、


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地蔵の前を通り、


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古いゲートをくぐり、


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下閑蔵沢で涼み、


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途中でレールを発見し、


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走る!


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開けててメッチャ気持ちいいけど、足を滑らせれば200m以上滑落する場所。


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勇気を出してがけっぷちで撮影。もちろん谷底のぞけるほどの勇気はありません。


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また走って、


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上閑蔵沢を渡ると、


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数棟の建物と、植林されたっぽい杉林と、カッコいい石垣出現。何気にレールで落石止めが作ってある。


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あ、20km/h制限だったんだ。


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また建物出現。ゲートも付随。


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めちゃくちゃ開けた場所に出ました。開けてるけど高そう。後で地形図で確認したら、谷底からの高さは400m以上。東京タワーより高いぢゃん!後で知ってよかった。


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石垣再来。苔むして一面緑。


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地形図に載ってないけど建物も再来。


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日向沢をはさんで向こう側の道には残念な縦筋がいっぱーい。


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あのぅ先輩……下覗きこまないで……。見てる方も怖いから……。落ちたら死んじゃうよ。


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また建物。ガラス割れてて危ない。


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日向沢に到着。そういえばまともに手すりが残ってるのって初めてだ。


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日向沢をすぎると立派な砂防ダムがあるガリーがありました。ここで小休止。


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今日は朝からずっと空が真っ青。台風予報で心配してたんだけど大丈夫みたい。


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走り始めるとすぐにここの分岐まで来ました。目指す無想吊橋は左の下り道の方。


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ずっと下に見えるのが千頭ダム。


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道幅のほとんどを失ってる崩落。分岐のところで工事中の看板が並んでたけど、ここで工事してるみたい。お盆だから誰もいないけど平日だったら毎日ここに出勤するのかな。っていうかどうやってショベルカーあそこまで下ろしたんだろ。


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このあと落石・土砂崩れ多数。


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ここの分岐をスルーした後、眼下には天地吊橋。あれも今日中に制覇予定。


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土砂崩れ激化。最後のやつはかなりヤバい!足を置いてよさそうな場所がほとんどありません。踏みはずれば谷へ真っ逆さま。本日のベストオブ土砂崩れ。
ベストオブ土砂崩れをすぎるとこれといって大きな土砂崩れはなく、グングン下って寸又川を渡ったところで小休止。
ここで予想外の吊橋発見!


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ちょうど休憩していたところから階段が伸び、地形図に載っていない吊橋につながっていたのだ!位置はこの辺。結構頑丈に作られてて、恐怖感ゼロ。むしろ渓谷美に惹かれる。


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橋の上から上流方向にはダムらしきものが見えました。地形図にダムやせきの記号はないんですが。かなりボロっちぃ。
うれしい発見で浮かれて林道に戻り出発しようとしたら、今度はうれしくない発見。先輩のチャリがパンク。しかも修理しても空気が入らない。もう一度点検してもどこからも空気は漏れていない。諦めて今日のところは帰ることに決定。残念だけどメインディッシュはおあずけ。


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再びベストオブ土砂崩れ。これは死者が出てもおかしくないと思う。


最初にベストオブ土砂崩れに達する前にスルーした分岐から千頭ダム方向へ向かいます。地形図ではずっと峰沿いだけど実際は南側の斜面を九十九折りして下ったあと峰に出ます。途中平場があり住居跡(?)があるんですが、お化け屋敷の様……
峰に出ると天地吊橋の看板がある分岐がありました。地形図には載っていない分岐ですが、ご親切に天地吊橋の看板も立ってたんでここから行きます。最後の方の道は不鮮明なもののなんとか天地吊橋に到着。


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かなり年季入ってるように見えるけど、1999年6月にかけ替えられたばかり。それでもギシギシきしむのは事実。渡る人なんてほとんどいないんでしょうね。


帰りは地形図の通りの道で千頭ダムへ。地形図上では何の変哲もない道だけど、
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索道跡あり、掘割あり、素掘りトンネルありの、つまみにちょうどいい道だったのでした。


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千頭ダムを渡れば千頭温泉まで舗装道路only。


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堤体からは崩れかけのトンネルが見えます。林鉄のあとなんでしょうか?すごく気になりますね。


この先メガネ隧道手前で再びパンク修理に挑戦。過去の修理跡を再度修理しなおし、点検。その間にあっという間にあたりは暗くなり、完全に暗くなってから寸又峡温泉に帰って来ました。
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ちなみにパンク直らず。


2009-11-25追記
2009年も行ってきました。こちらからどうぞ。はたしてリベンジなるか。

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主要地点の地図

変更履歴

  • 2009-05-20 一部改稿
  • 2009-11-25 文中に追記
  • 2010-05-19 文中に追記
  • 2010-11-26 誤字訂正
  • 2011-04-15 HTMLタグのミスを修正
  • 2012-02-28 googleの個人情報収集問題に伴いgoogleへのリンクを削除
  • 2013-01-13
    サーバ引越しに伴いページを移動
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  • 2015-01-04
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