吉田常吉
古宇郡泊村の人。吉田家は弘化元年(グ暦1844年)古宇郡盃村(現古宇郡泊村)に居を構えた泊有数の旧家である。来道当初から漁業を営んでいる。初代常吉は吉田家の2代目で先代に続いて漁業を営んだ。S72を使用する吉田勘太郎の兄。2代常吉は1878(明治11)年3月生まれ。漁業を継いで後に公職にも就いた。
『積丹半嶋袋澗調査圖』記載の経営袋澗はない。S74、S75は経営が北海道拓殖銀行だが使用者は吉田常吉である。