羅臼町北部サイクリング
3日目はトンネルwikiのためにサイクリングです。知床半島羅臼側は羅臼市街までが国道335号、そこから先は道道87号という道が海岸道路となっています。羅臼市街にからチャリで走りだし、市街から道道87号を北進、5本のトンネルを写真におさめます。
3本目はざいもく岩トンネルの旧道の羅臼トンネル。倉庫っぽい。
羅臼峠サイクリング
知床半島の南の付け根にある羅臼峠をサイクリングします。ここにはトンネルは無くて純粋なサイクリングで来ました。当たり前(?)ですが旧道のサイクリングです。
新聞等で見たことあるかもしれませんが羅臼峠の北側は地すべりでご覧のように崩れてしまって完全に通れないのでここから南下していきます。2015(平成27)年4月24日11:00にここの下の海岸で隆起が確認され翌25日に地すべりによるものと確認されました。地すべりの規模は幅380m、奥行260m、比高40m。地すべりの真上を通っていた羅臼峠の旧道は巻き込まれて140mにわたって崩れてしまいました。
地すべり地帯から峠方向を見たところ。地すべり発生まで雪捨て場として使われていただけあって全くといえるほど荒れてません。
右に牧草地、左に森を見ながら600mほど緩い坂を登ると現道にぶち当たり、旧道は切れます。旧道期から現道期に移り変わる時には仮道を作って供用されていました。
左が現道への切り替え時に使われた仮道。見たところ廃道ではないようです。現道は鞍部の切通しの中にスノーシェルターをこさえて厳しい冬に備えています。
羅臼峠は旧道と現道が何度も交差し、仮道を走る僕も何度も現道にこんにちは。
サミットを越え勾配が下りに転じるとともに次のスノーシェルターが現れ、右に仮道が設けられています。
この仮道もまだ廃道ではないようですね。道路脇の雑草年に一度くらいは手入れされてる雰囲気。
仮道から旧道に入ると50km/hの道路標示が残っていました。
沢地形に合わせて大きな弧を描いた旧道は再び現道と交差。またスノーシェルターも設置されています。
カーブを曲がったらここから先は廃道。といってもアスファルトが引っぺがされてまだ長くは経っておらず藪も全然ありません。奥の方で現道の下をくぐって沢の方へとカーブします。
その沢に架かっていた幌萌橋はまさかの撤去済みでした。度に解体されたようです。に架けられた22.1mの鋼鈑桁橋で、北海道初の曲線鈑桁だったそうです。見たかったなあ。
この先はまた廃道化していない旧道なのですが、なんかあちこちで漁網干してました。
この辺は全く現役国道といわれても違和感がないほどきれいですね。