結構な無理いって1週間の有給をいただいたので道東旅行にいきます。は道東に向けひたすらクルマを走らせ、途中トンネルに寄り道して「北海道 トンネルwiki」用の写真も集めていきます。
東冬島トンネル
まずはここ。って書いて一発で分かった人は今日からお友達になりましょう。正解は東冬島トンネルです。って書いて「ああ、あの東冬島トンネルね」ってなった人もお友達になりましょう。このトンネル自体にはたいして興味はなく本当にwiki用の写真を1枚撮れればよいのですが、このトンネルの隣に去年廃道界でにわかに話題になった廃トンネルがあります。
それがこちらのトンネル。当初は名前知れずだったのですが「山行が」さんで取り上げられたことで一躍注目の的に。そしてなんと北海道 トンネルwikiきっかけで、名前が「目無泊第1号トンネル」だと全世界に明かされました。そして「山行が」さんでもうひとつ明かされた衝撃の事実が写真の通り、密閉のコンクリート壁が見事に倒壊していること。山行がの管理人ヨッキれんさんが訪ねる数箇月前までちゃんと封鎖されていたというから素晴らしくタイムリーな訪問でしたね。僕はその背中を追いかけついにぶっ壊れ密閉坑口を見に来たというわけです。
フンベトンネル
次は黄金道路をボチボチ見ました。その締めに写真のフンベトンネルまわりを散歩。約33kmにもおよぶ黄金道路の最も北に位置するトンネルです。トンネル本体の延長はわずか35mしかありませんが、一寸の虫にも五分の魂があるもので、左には旧道がありました。
右に見えるはフンベトンネル北側坑門の抱きで、ここから左に旧道が延びてゆきます。
護岸擁壁はコンクリートですがその中には転石を利用した石垣も埋まっています。トンネルが竣工したのは1960(昭和35)年ですので、63年も前に役目を終えた可能性があるのですね。
岩塊ひとつ迂回するだけで旧道は100mにも満たない長さです。カーブの先にはもう現道の覆道が視界に入ります。
宿営地に移動し旅行1日目終了。