図書館やネットにはあまた資料があってwikiの記事は書けども、どうしても写真だけは現場に行かなければ手に入らないので大変ですね。ということでwikiを書くためのトンネル歩き。今日は国道229号、島牧村の江の島トンネルに来ました。セットで旧道にはお得なトンネル3本つき。
江の島トンネルの西側坑口(地図左側)近くに釣り人でにぎわう砂利駐があったので、僕も混ざって車を止め歩き始めます。写真は現道の江の島トンネル。左に旧道があります。江の島はトンネルの向こうの地名で昔々はエトロフと言われていました。北方領土の択捉と同じ語源で「岬のあるところ」の意味です。岬とはまさにこれから足を踏み入れようとしている場所のこと間違いないでしょう。大正時代の地形図には「江泥邊」の漢字が当てられ、おそらく江の字から江の島を連想して地名にしたのでしょうね。
こっちが旧道。何か所も島牧村のトンネルを訪ねてきましたが、どこも岩崖が海に迫り旧道がキワを廻っていたので、ここもいかにもそんな感じだなって予感がムンムンします。
旧道入口には色褪せた通行止めの標識。ということはここに入ることは道路交通法違反になっちゃうんですね。たとえ徒歩でも。
踏み跡に導かれるとこれは右にカーブし、そして穴。草の少ない時期、近くの道の駅から遠望できていたのでこのトンネルの開口は知っていました。
サイドウォールには地層。平ではなく凸凹なのは崩れた跡なのかな?
床には天井から降ってきた土砂が積もっているところもありましたが、大きな損傷はなく反対側まで通り抜けることができました。
旧道は岬と岬に挟まれた小さな湾を進みますが、北国澗の名が予感させたようにここは雪と氷の世界となっていました。北国澗という地名、これは由来がわかりませんでした。なぜなら調べてないからです。
北国澗は釣りの大会では禁止エリアになってたけど普段は太公望がいるみたいです。今日も3-4人の人影がありました。
北国澗2号トンネルは湾の中に飛び出た岩塊を貫く短いトンネルです。
3号トンネルは東側坑口付近だけコンクリートで巻き立てが行われました。
トンネルを抜けると江の島の人家が見えてきます。こちらには踏み跡はもうありません。
2021-06-30T21:00+09:00(JST)
キャッシュの関係か、更新されてることに全く気付いていませんでした。
江の島旧道は私も10年ぐらい前かな? 1号トンネル側から歩きました。
今ちょうど「山さ行がねが」でも江の島旧道が連載中ですね。
2021-07-02T18:52+09:00(JST)
すみません、それは僕が記事を非公開にしていたからです。すみません。