今月、苫小牧港と八戸港を結ぶ川崎近海汽船のフェリー「べが」が引退し新たにフェリー「シルバーエイト」がやってきます。今日は就航に先立ちシルバーエイトの見学会が行われたので行ってきました。

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これが此度引退のべが。総トン数6698t、コールサインJD2666、IMO番号8921767、MMSI番号431800345。船名も船名表示のロゴタイプもあからさまに東日本フェリーっぽい。それもそのはず、もともと東日本フェリーとの共同運航ですから。もしや黄と橙のツートンカラーも東日本フェリーの息がかかっている証拠か、なんて詭弁も頭に浮かんできます。

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こちら新人さんのシルバーエイト。総トン数9450t、コールサインJD3491、IMO番号9667265、MMSI番号431004622。航路名のシルバーフェリーと船籍港の八戸港から名前をもらってシルバーエイト。内海造船瀬戸田工場にて2013（平成25）年3月12日進水、6月27日竣工、明日6月30日から就航します。今日見学できるのはこっちね。

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苫小牧港（西港）フェリーターミナルに来ました。実家が秋田なのでうんと船旅をしてきたのに太平洋側や長距離航路には縁が無く、西港のフェリーターミナルに足を踏み入れるのは初めてのことなんです。

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シルバーエイト船内は「やすらぎ」と「だんらん」をコンセプトに、和風でシックなアースカラーにまとめた落ち着きのあるデザイン。去年就航したカラフルなシルバープリンセスとは対照的です。乗ったこと無いけど。

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至る所にハマナスの花をあしらっているのは運航航路の地域性を現しているそうです。

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レストランはオートレストランでした。船内レストランで特に安くもない値段で特に美味しくもない料理を食べる事に旅行の情緒を感じる船旅は変わりつつあります。電子レンジとポットがあるから常に物価高騰の船内で買わなくとも持ち込みのコンビニ弁当をチンしてもいいわけだ。

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お風呂。石鹸もシャンプーもドライヤーも何も無かったけどこれから付けるんだよね？そうだよね？

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シルバーフェリーに縁のない僕が乗るとしたら唯一乗るかもしれない部屋、二等室。一人ひとりにマットレスが付いてる！ロッカーは鍵付き！貧乏旅行が捗るぜい！

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でもただ一つのコンセントがそこに付いてちゃ困る！

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同じ二等でも女性専用のレディースルーム。部屋内に洗面・姿見があるメイクルーム完備です。

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二等寝台。二等と言っても壁と扉で完全にプライベートが守られる個室になっています。

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個室の客室はすべてカードキーでした。松竹錠じゃないですよ。ピピッとなってカチャッて開くやつ。

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一等室は和室（左）、洋室（中）、和洋室（右）の3タイプ。洋室の写真はペット同伴が可能な部屋なので柵が置いてあります。

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一等のさらに上位の特等室。もう完全にホテルです。料金は1万強。苫小牧-八戸間の交通費と宿泊費込みって考えると凄く安いよね。

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大秘境、ドライバーズルームに潜入します。果たして探検隊は生きて脱することは出来るのか？

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なんとドライバーズルームには専用の風呂があるんですね。

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ドライバーサロンという部屋。居間みたいなところでしょうか。

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で、ドライバーズルームの個室。ほんとに休憩するだけの部屋って感じです。

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べがは2013（平成25）年6月30日9:30苫小牧発の便を最後に引退し、同日22:00八戸発の便からシルバーエイトが就航します。

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