今朝は道東最北に近い興部町の道の駅でお目覚め。道の駅近くの通りにはこんなレトロな建物が。3桁の郵便番号(一文字脱落)とか「大衆食堂」という語やその文字の配置や建物の色形すべてが昭和。隣ん家の軽トラも1990(平成2)年まで売られてた古いサンバーなので少なくとも22歳。人間で言ったら200歳ぐらいじゃない?
興部町の道の駅はリアル鉄の駅の跡地に建っていて、ここから北に伸びていた興浜南線は隣町の雄武町まで延びていました。写真は雄武町の道の駅の展望台から見た雄武の町。右側手前方向が南(興部)方向で、奥に伸びる路地裏っぽい道は興浜南線と北線を結ぶために建設されていた線路跡。航空写真を見る限りかなり進捗していたようですが、完成を待たずして廃線となり未成線となって終わりました。
雄武駅から北の未成区間には住宅街の真ん中に廃トンネルが残っていました。未成区間唯一のトンネルでしょうか。土被りがかなり薄く掘割にしたほうが良かったんじゃないかと思いますが、わざわざトンネルにしたからには何か理由があるのでしょう。
トンネルの上にある学校の敷地はトンネルのせいで大型車進入禁止。大型車がダメならもちろん建物も建てられないでしょう。そこまでしてトンネル化した理由とは何ぞや。
オホーツク海に突き出る神威岬が見える駐車公園。風速20m/sぐらいある猛烈な海風が吹き付ける中、東屋でのほほんとしてる地元民すげー!
神威岬の付け根をトンネルで抜ける国道の旧道は岬の先端を回るものでした。ちょっと入ってみます。
突風が吹くタイミングとペダルを漕ぐタイミングが合っちゃうと自転車の前輪が浮き上がってしまう爆風に逆らい、10分以上かけて岬の先端まできました。
岬の先端には灯台があります。岩崖凄いですね。カムイと呼ばれるのもうなずけます。かつてはこの山(斜内山)を迂回するこの道は山を行かないのに斜内山道と呼ばれていました。
斜内山道の道路より一段高いラインには興浜北線が走っていました。
海から離れて内陸の中頓別鍾乳洞に入りに来ました。日本最北の鍾乳洞です。
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