タウシュベツ連れてってもらった

去年夏に来て完全水没していたタウシュベツ橋梁にリトライしてきました。表題にある通り人に連れて行ってもらったんです。大雪山系の某有名なお方に。タウシュベツ橋梁のある糠平は道東なので今年の目標2つクリア!

渇水期も渇水期、沈んでるのは氷の厚さ分だけ。ほぼ全体が露になってました。

聞いていた通り痛みは激しく、内臓が飛び出してしまっています。1937年に建設されてから今日まで74年が経ち、1956年からは水にも浸かり満身創痍。

アーチは無筋だそうですが充腹部分には鉄筋が使われています。ツルツルの鉄筋は古株の証。

糠平側から6連目の右側にできた最も大きな崩落個所。2003年の十勝沖地震で崩落した後、水没の度に中の玉石が減っているそうです。

表面のコンクリートは剥離が著しく、剥がれ落ちた氷には橋から削がれたコンクリートが遠目で分かるほど付着していました。毎年このペースで削られているなら寿命は短いかもしれません。案内して下さった方（御年78歳）も自分より先に尽きるだろうと申しておりました。

今日は僕のために案内をしてくださりありがとうございました。