の最後は中津川市の村瀬橋で締めくくりましたが、今日の出だしも中津川市の吊橋。
しかも
また木造トラスか!なんとなくのっぺらした主塔のデザインも似通ってる。wikipediaによれば村瀬橋も對鶴橋も大同電力が発電所建設に際して建設し、どちらも人名にちなんだ橋名だそうです。そしてこれから行く予定の桃介橋も然り。對鶴橋は南部光臣の家紋「対鶴」からきているそうで、初めの写真をよく見ると「光臣題」と書かれています。
對鶴橋の隣には中央本線が通っているので車窓からはさぞかしよく吊橋が見える事でしょう。
對鶴橋にアクセスできる道は非常に狭く、車で突入してたら、お散歩中の夫婦に目を丸くして驚かれました。できるだけ徒歩で行った方がよかったですね(汗)
さて次は有名物件の桃介橋。
またまたデコの広い主塔と木造トラス。田中賞受賞、ヘリテージング100選、日本の近代土木遺産、近代化遺産、国の重要文化財など数々の受賞・登録歴からどんだけすごい橋かが分かると思います。
もとは軌道が通じていて、現在も一部分のみ鉄路が残っています。
三本ある主塔のうち中央のものには河原へ降りる階段が付いています。僕が行った時ちょうど地元の高校生がぞろぞろと降りてゆき、河原で体育の授業をやるようでした。
桃介橋から木曽川をさかのぼるように国道19号を走り、次の吊橋に。
デコは狭くなったけどまた木造トラスw。一体いくつあるんだ。どこにも橋名書いてない思ってたけど、今写真で確認したら主塔のデコについてました。さすがに写真じゃ文字まで読み取れず名称はわかりません。誰か見てきてくれないかな~。
村瀬、對鶴、桃介は発電所の建設のためにかけられたと書きましたが、この吊橋の場合上流には上松発電所(運用開始)、下流には桃山発電所(運用開始)がります。吊橋の竣功は橋銘板によるとなので、発電所の関連はなさそうです。
上松発電所には発電所専用の吊橋がかかっているんですが、入口が工事中で全然近づける感じじゃなかったのであきらめました。ちなみにこれも木造トラスです。
ここから権兵衛峠を越えて天竜川沿いに静岡県まで下っていきます。
まずは北の城橋。久々に車も通れる吊橋です。抜け道なのか意外と交通量多くて写真撮るのに手間取るほどでした。最近塗り替えられたらしく塗装がすごくきれい。ハンガーまで塗ってあるのは珍しいですね。さっき渡った木造トラスの吊橋より新しく見えますが、実は竣功年は同じ。
天竜峡にかかるつつじ橋。観光客がひっきりなしに渡って、意外と揺れます。高さもなかなかあり、黄色い声が絶えません。
かなり秘境にかかる竜田橋。秘境駅で知られる田本駅に通ずる数少ない道の一つです。竣功は。袂には橋台の様な遺構がありました。一体何なんでしょう。
竜田橋の先にある市場沢橋、竣功。に改修が行われたためそれほど古くは見えません。
二本の吊橋を越えて田本駅につきました。積み重ねられた思い出ノートを見てみると最後の書き込みは。つまり昨日。結構頻繁に利用されているみたいです。
田本駅の2つ隣の駅為栗駅に通ずる天竜橋。橋から上流には万古川橋梁がよく見えます。為栗駅も秘境駅で知られる駅で、ここにも思い出ノートがありました。最後の書き込みはやはり昨日。ノートには「民家なし」って書かれてるけど駅前に民家ありますよ~。
駅から帰ろうとしたら「通行止め」の標識が目に飛び込んできました。この標識、車だけでなく歩行者も通ってはいけないハズ……。どうやって帰ればいいんだ。フツーに通って帰ったんですけどネ
日も暮れてきたのでこれで今日はこれ最後にします。大嵐駅前の鷹巣橋。秋田県民なら誰しも「たかのす」と読むでしょうが正しくは「たかす」です。この橋の真ん中が愛知・静岡の県境になってます。
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