夜中の間車を走らせいつの間にか東京に入り、夜が明け始めた。八王子市・相模原市・厚木市を経由して東京や横浜のごちゃごちゃを回避。御殿場を通ることで見事盆休みの箱根も回避。
国道1号で静岡市入りして国道362号を川根本町方向へと進む。最初は普通の道だったけど。あっという間に劇細&超蛇行の酷道になり、後の車からあおられ始める。
何とか千頭に入り県道77号を北上。県道のほうが道きれいジャン。と思ったらあっという間に険道状態。こんなところにもバスが通ってて、すれ違いのとき崖から落っこちちゃうんじゃないかと思った。
なんだかんだで無事目的地の寸又峡に到着。
早くつきすぎだったからちょっぴり観光。
寸又峡の入り口にある大きな駐車場に車を止め、最初の吊橋へと歩みを進める。
温泉街の中を通る道。こんなに狭くて急でも静岡県道77号。
しばらく歩くと車は進入禁止になり、建物も無くなる。
途中で天子トンネルを通る。いかにも鉄道トンネルっぽい断面だけど、やはり林鉄跡らしい。これを抜けた先にあるのが夢の吊橋。
夢の吊橋。定員10人の単径間無補剛吊橋。長さ90m、高さ8m。
う……うつくしい。下の真っ青な水は千頭ダムの造るチンダル湖。
しっかりした作りとはいえ手すりがワイヤーって心細い。写真に写ってる汚い靴はこの間川口川で水没したスニーカー。
向こう側に到着。ここからまた登り。そのまま橋渡って帰る人が殆ど。みんな飛龍橋は渡らない気か?飛龍橋はまた跡で扱います。
さっき降りてきた階段はきれいだったのに、こっち側は少しワイルド。
登る途中で予想外の吊橋発見。名前は「木こり橋」。単径間の吊床版橋。「別にここ橋いらんやんけ」って言うような極小の吊橋。
階段を登りきり広い道に出ると、人は僕と見知らぬ親子の3人のみ。
おっ、飛龍橋が見えてきた。見ての通りのアーチ橋。長さ72m、高さ70m。
飛龍橋に到着。この上をかつて林鉄が通ってたんだろうなぁ。しかもこの橋大昔は吊橋だったらしい。
橋からは水平方向を眺めるときれいだけど、下方向は怖くて覗けなかった。
飛龍橋から戻る途中ガードレールの外にガードロープが。かなり土砂に沈んでるのを見ると、結構上から崩れてきてるんだろうね。写真撮って無いけど落石防護網から、えらい量の土砂がはみ出てるところもあった。
駐車場の車に戻って明日から2日間の旅に付き添ってくださる先輩を待つ。夜になって合流し、近くでキャンプ。先輩は1ヶ月間車で旅するから立派なキャンプ道具一式はもちろんパラグライダー、明日必要なMTBなんかを普通乗用車の荷台(一部助手席にも)いっぱいに積んでて、人一人入る隙間が無い。車中泊は地獄だな。っていうようなことを本人に言ったら、車中泊のときは一部の荷物を外に出すらしい。それはそれで大変だと思うぞ。
明日は一日チャリ漕いで寸又峡の奥地へ入ります。
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