あちこちの吊橋渡ったりする旅 後半5日目

昨日は宇津ノ谷のトンネルを見に行こうと宇津ノ谷の道の駅で車中泊したんですが、朝起きたら面倒臭くなって結局行きませんでした。ダメな人間ですね。


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今日は安倍川水系の吊橋を渡っていきます。去年ビビって絶叫してた安倍の大滝への2つ目の吊橋。今年は全然平気でした。去年のブログを見ると、「砂防ダムのすぐそばにあって、揺らしすぎるとぶつかりそう。」って書いてましたが、よく見たらぶつかっちゃってました。ビデオで撮影しましたので揺れを体感してみてください。

なお動画ではねじれ振動が発生していますが、普通に通行する分にはねじれ振動は発生しません。


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この橋を過ぎた後にも滝までにもう一つ吊橋があります。これも結構揺れるので動画でどうぞ。

揺れすぎて途中で足がカクッと。


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日本の滝百選に選ばれている名瀑「安倍の大滝」。滝を見に来たわけじゃないですが、ここまで来た事だしとりあえずということで。


次は去年来た時は存在を知らなかった楓橋と紅葉橋です。安倍川にかかる吊橋で紹介されている通り、日影沢金山跡の遊歩道にあります。


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遊歩道を歩いて行くとまず見えてくる吊橋が楓橋。ごく普通の吊橋です。


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更に進んで紅葉橋が見えてきました、が。節子!それ吊橋ちゃう!斜張橋や!!吊橋も吊床版橋も斜張橋もすべて広義には吊橋で括れますが、斜張橋だけはなんだか異質だと思う。


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楓橋と紅葉橋の間には坑道の跡が残っていました。立ち入り禁止とも書かれておらず完全開放状態。


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去年は道路拡張工事のため一時的に取り外されていた新田の吊橋。工事が終わった後は無事に復帰しました。川の左岸の方には民家が一軒、右岸の方には畑があります。安倍川の吊橋の多くと同じ、耕作に通うための橋の様です。


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去年存在を知らなかった藤代の吊橋。車道からすぐ分岐し、向こう側も同じ車道につながるんですが、車道の方は谷川まで降りてまた登り、吊橋の方はそれをショートカットするようにかけられています。


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車道の上も通るんですが、路面からの高さが余りにも低い。クイックデリバリー以上エルフ未満くらいの高さです。


安倍川水系の吊橋は以上。次は興津川の吊橋を渡っていきます。
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ここにかかってる吊橋。別の吊橋を見に来てたまたま見つけました。高欄が二重で、耐風索は中心でX字状にクロスするハンガー無しのものでした。


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前の吊橋の少し下流の吊橋。この吊橋をたずねてきて前の吊橋を見つけました。今度は下流側の高欄だけ二重で、やはりX状のハンガー無し耐風索。右岸側が高くなっているので、床版で滑らないように配慮してあります。
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出ました、車も渡れる「大網橋」。現役橋梁で1.0t制限なんて通る車いるんでしょうか。なんて思ってる間に「バキバキ!」とすさまじい音を立てながら軽トラが渡ってゆきました。


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耐風索はビロンビロンに伸びきっちゃってます。


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隣には旧橋があったらしく、2.0t制限の標識が残っていました。2tって現橋よりかr……あれ?


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次はここの吊橋。名前は書いてませんが、「高瀬の吊橋」といわれているみたいです。下流のみ高欄が二重ですが、耐風索はX字状ではなく、狭義の吊橋のメーンケーブルの様に鉛直上向きに引っ張ってます。


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興津川本流の吊橋だけの予定でしたが、支流の中河内川最下流の吊橋です。また下流側の高欄が二重で、耐風索はありませんでした。床版が下流側に寄って貼られています。支流に手を出すと日が暮れてしまうのでこれまでにしておきます。


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さっきと似てる色ですが、さっきは青、これは水色です。名無しですが「清地の吊橋」と呼ばれています。下流側だけ二重の高欄はここでも健在です。


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地形図には載ってませんが、ここの吊橋。高欄についてはもはや説明不要。県道からはほとんど見えない位置にかかってますが、漁協の裏あたりにあります。
この近くにすさまじく高く、急勾配で、ボロい索道がかけられています。さすがに人が乗るものではないでしょうが、まだ日本にこんなところがあったんですね。


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ここにかかる吊橋。住宅地や学校が近くにあり、子供も渡っていました。驚くべきことに高欄が二重じゃない!袂には平成9(1997)年に建立された吊橋百年記念碑があるので、ここに吊橋がかかったのは明治30(1897)年でしょうか。


最後は立花吊橋で締めくくろうと思ったんですが、周辺は道が激狭複雑で当然車を止められるスペースもなくあっさりあきらめました。立花吊橋はそれほど無名な吊橋でもないと思うので堪忍してください。

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  • 2009-12-08
    おとといの動画に続き今日の動画も非公開の設定になってました。スマソ。

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